武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

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シリーズ第3弾 『北アイルランド「ケルト」紀行~アルスターを歩く』

投稿日:2008年1月18日 更新日:


北アイルランド「ケルト」紀行―アルスターを歩く
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2001-10


 アイルランドを変化球で斬りたい。ならば、英国領北アイルランドの「ケルト」を探ればいいのでは……。北アイルランドは、カトリックとプロテスタンとのあいだで長年、血生臭い紛争がつづいていたところです。
1998年に和平プロセスがスタート。「今なら行けるかも~」と2000年夏、英国・スコットランドからフェリーで北アイルランドの首都ベルファストへ渡りました。紛争の残滓をあちこちで眼にしましたが、その陰で「ケルト」の遺産がしっかりと残っていました。
神話の世界に彩られたジャイアンツ・コーズウェイ(世界遺産)、古代アルスター王国の都エウィン・ワハ(ナヴァン・フォート)、墓地にたたずむ「ケルト」の神像……。それらを北アイルランドの現状をからめてルポしました。かなりジャーナリスティックな内容になっています。

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プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。