武部好伸公式Blog/酒と映画と旅の日々

ケルト文化に魅せられ、世界中を旅するエッセイスト・作家、武部好伸。映画と音楽をこよなく愛する“酒好き”男の日記。

著作一覧

シリーズ第4弾  『中央ヨーロッパ「ケルト」紀行~古代遺跡を歩く』

投稿日:2008年1月17日 更新日:

中央ヨーロッパ「ケルト」紀行―古代遺跡を歩く中央ヨーロッパ「ケルト」紀行―古代遺跡を歩く
著者:武部 好伸
販売元:彩流社
発売日:2002-09
定価:2200円+税


 「ケルト」の源流を見たい~! そんな思いを抱き、2001年夏、オーストリア、ドイツ、スイス、フランスのブルゴーニュとプロヴァンスを巡ってきました。
古代ケルトを語るうえで欠かせないオーストリアの山岳地帯ザルツカンマーグーツの中心地ハルシュタット、ケルト文化のエッセンスともいえるラ・テーヌ文化の名を与えたスイス北西部ヌーシャテル湖畔のラ・テーヌ、カエサルひきいるローマ軍とガリア連合軍が激突したブルゴーニュのアレシアの丘……。どこも古代ケルトの世界を彷彿させるところばかりでした。
アイルランドやスコットランドが「ケルト」の地とよく呼ばれていますが、じつはヨーロッパ大陸をルーツにしていること、そしてヨーロッパ文化の基底には「ケルト」が厳然としてあったことがわかりました。この本を読めば、古代ケルトのイロハがわかると思います。

-著作一覧

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

新刊『ウイスキー アンド シネマ  琥珀色の名脇役たち』

新刊『ウイスキー アンド シネマ  琥珀色の名脇役たち』

ウイスキーアンドシネマ 著者:武部 好伸 出版社:淡交社 発売日:2014/1/9 定価:1,575円   映画に登場するウイスキーを大所高所からエッセー風に軽やかに綴った読み物です。 クラ …

フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一

フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一

フェイドアウト 日本に映画を持ち込んだ男、荒木和一 著者:東龍造 出版社:幻戯書房 発売日:2021/12/20 定価:1,800円+税   4年がかりで書き上げた渾身の処女小説です。初めて …

シリーズ第1弾 『スコットランド「ケルト」紀行―ヘブリディーズ諸島を歩く』

シリーズ第1弾 『スコットランド「ケルト」紀行―ヘブリディーズ諸島を歩く』

シリーズ第1弾 スコットランド「ケルト」紀行―ヘブリディーズ諸島を歩く著者:武部 好伸販売元:彩流社発売日:1999-09 定価:2500円+税 「ケルト」紀行シリーズ全10巻の記念すべき第1弾です。 …

シリーズ第2弾  『スペイン「ケルト」紀行~ガリシア地方を歩く』

シリーズ第2弾  『スペイン「ケルト」紀行~ガリシア地方を歩く』

スペイン「ケルト」紀行―ガリシア地方を歩く著者:武部 好伸販売元:彩流社発売日:2000-05定価:2200円+税  ぼくが「ケルト」に興味を抱いてからも、長らくスペイン北西部ガリシア地方のことなどま …

シリーズ第9弾  『イタリア「ケルト」紀行~キサルピナを歩く』

シリーズ第9弾  『イタリア「ケルト」紀行~キサルピナを歩く』

イタリア「ケルト」紀行著者:武部 好伸販売元:彩流社発売日:2007-06-20定価:2200円+税 古代ケルト人が峻険なアルプスを越え、南のイタリアへ侵入した足跡を追ったのが、この本です。イタリアに …

プロフィール

プロフィール
武部好伸(タケベ・ヨシノブ)
1954年、大阪生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。映画、ケルト文化、洋酒をテーマに執筆活動に励む。日本ペンクラブ会員。関西大学非常勤講師。